一般社団法人 日本音楽療法学会近畿支部
 Kansai Music Therapy Association


近畿学術大会案内 2023年3月4日(土)~3月21日(火・祝)
大会長挨拶
学術大会プログラム
講習会プログラム
参加費・参加方法
Zoom利用方法について
Zoomミニ講座のお知らせ
参加登録、演題応募などの期間
演題募集要項
ラウンドテーブル応募要項 
「コロナ禍の工夫」話題提供募集のご案内
各種書式のダウンロード
問い合わせ
 
これまでの近畿学術大会♪


大会長挨拶             

  第21回近畿学術大会の開催に当たり、皆様より様々なご支援・ご指導を承りましたことにお礼を申し上げます。
 今年度の近畿学術大会もコロナ禍のためWebでの開催となりました。会期は2023年3月4日(土)~3月21日(火・祝日)です。
 実行委員会では、対象者やご家族、そして仲間とともにどのように歩んできたかを振り返り、テーマを以下のように考えました。 

“ひと”と音楽 多種多様につながろう

~出会い~つながり~深まり~

 そして、Web開催であっても人のつながりを大切にしようとZoom(オンライン会議システム)を利用したプログラムを多く組みました。これまでZoomを利用されておられない方々のためにZoomミニ講座も会期前に準備しています。
 音楽療法の学びは、対象となる方々により良いセションを提供するためだけでなく、自分自身の命と共に最期まで付き合い、高め、支えてくれることを実感しています。
 この大会で多くの方と出会い、つながり、深まることを願って共に語り合いましょう。皆様のご参加を関係者一同こころよりお待ちしております。

 第21回近畿学術大会 
大会長 河端弘子  

学術大会プログラム
 
 学術大会プログラム
私の「音楽療法士」としての歩み(Zoom):石村真紀
 ◆ 自由研究発表・課題研究発表(Zoom
 ◆ ラウンドテーブル(Zoom
実行委員会企画(Zoom):コロナ禍の工夫
音楽療法士認定校(養成校)企画:同志社女子大学、武庫川女子大学

講習会プログラム

 オンデマンド形式で行いますので

3月4日から21日まで、いつでも5つの講習全てを受講できます!

質問や感想等投稿もできます。

出席確認をして受講証を発行します

◆講習A   


タイトル:ICT(情報処理・情報通信技術)を利用した「新しい音楽療法」の創造に
     向けて


講  師:小杉尚子

講演概要

本講演では、まず最初に「遠隔音楽療法」について、これまでの歩みと最新の取り組みをご紹介します。最新の取り組みの一例として、「すべてを遠隔方式で実施する遠隔音楽療法」をご紹介します。これまで遠隔音楽療法を開始するための環境構築や終了時の原状復帰は、私が現地を訪問して介護施設のみなさまと一緒に実施させて頂いておりましたが、新型コロナの影響で私が現地を訪問できなくなったために、それらすべてを遠隔方式で実施するための取り組みに挑戦しました。その結果、遠隔音楽療法の開始から終了まで、現地の介護施設スタッフのみなさまだけで行えるようになりましたので、これまで以上に遠隔音楽療法を身近に感じられるようになったと思いますし、多くの音楽療法関係者の皆さまにも、参考となる情報をお届けできると思います。次に、私が専門とする情報処理・情報通信技術(ICT)の中で、音楽療法に利用できそうな・音楽療法と関連が高そうな最新技術をご紹介したいと思います。最後に、私の最新の研究について、可能な範囲でご紹介できればと考えております。なお大会期間中にZoomで直接質疑応答する機会を持たせて頂く予定です。

講師プロフィール

小杉尚子(こすぎなおこ)専修大学 ネットワーク情報学部 教授

1995年慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学修了。同年日本電信電話株式会社入社。情報通信研究所にてリアルタイムOSの研究に従事。1999年から音楽情報処理・音楽データベースの研究に従事し、歌唱を入力して楽曲を検索する「ハミング検索システム」を開発。2004年から音楽療法の研究を開始し、認知症や統合失調症を対象とした臨床研究と、ICT(情報通信技術)を利用した「遠隔音楽療法」の研究開発を推進。2019年 第23回日本遠隔医療学会学術大会にて優秀論文賞受賞(論文タイトル:認知症高齢者に対する遠隔音楽療法の効果)。

◆講習B

タイトル:特異を得意に変えて
          ~音楽から可能性を広げる自閉症者の歩みとその演奏~


講  師:小柳拓人
     小柳真由美

講義概要

自閉症者は、ものの見え方や感じ方、こだわりなどに「特異」な特性をもっており、それらは日常生活においては苦手や困りごと、生きづらさになることも多い。反面、それらの特性は、場面や見方がかわれば、代替しがたい能力や才能ととらえることもでき、「得意」にかわることもある。本講義では、数やスケジュールなどへの特異なこだわりが音楽学習場面では才能として開花した自閉症のピアニストの歩みとその演奏を紹介する。さらに、彼はピアノ演奏活動にとどまらず、フルート演奏、ピアノ技能習得の特性を応用させての会社勤務、音楽以外の領域での数々の挑戦を続けている。自閉症者が自分らしさを生かしながら、社会の一員としてどう生きていけるかについて考えたい。

講師プロフィール

小柳 真由美

 自閉症のピアニスト小柳拓人の母。息子の発達の遅れや奇異な行動に困惑する中、自閉症ゆえの特異なことに可能性を見いだし、息子を演奏活動や就労へと導く。2013年より「オーティズム(自閉症)ミュージシャンコンサート」を主催し、同研究会代表。2016年、アジア自閉症ピアニスト連盟設立及び共同代表。2018年、講演テーマを会社名に盛り込み(株)グッドアットを設立し、講演活動や障害を持つアーティストのマネージメントを行う。20年を超える音楽教師としての小・中学校勤務に加え、2015年より関東学院大学にて初等教科教育法(音楽)を担当。広島大学教育学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科修了。

小柳 拓人
 
 自閉症のピアニスト。1994年生まれ、東京都立青鳥特別支援学校卒業。幼少時は大変多動で奇声を発する中、唯一音楽が流れていると落ち着いていられたことから、5才からピアノを、12才からフルートをはじめる。2012年「国際障害者ピアノフェスティバル」金賞、2015,16年「香港自閉症才能コンテスト」ベストリズム賞、2021年「Special Needs Talent Showcase」グランプリなど受賞多数。TV・ラジオでの紹介の他、アメリカ、カナダ、メキシコ、中国、台湾、韓国で演奏。2019年CD「Takuto」をリリース。ピアノ演奏技能の特性を生かし、平日はデータ入力などの仕事で会社員。2021年東京オリンピックでは聖火ランナーを務めた。

小柳拓人HP https://koyanagitakuto.com/

◆講習C


タイトル: 対人支援における共感:理解を深めて実践に活かす


講  師: 杉原保史

講義概要

 音楽療法においても、一般の心理療法や心理カウンセリングと同様に、クライエントの苦悩について聞き取ることが必要でしょう。また音楽を通した専門的な働きかけに対するクライエントの反応をモニターし、反応について対話を重ねて深く探索していくことが必要でしょう。こうした対話を通して、クライエントとの間に効果的な治療関係を構築し、維持することが、音楽による専門的な働きかけの効果を大きく左右するものと思われます。
 この研修では、まず共感とは何か、心理療法や心理カウンセリングにおける共感の重要性、共感がもたらす良質の治療関係の重要性について、近年の研究を紐解きつつ、理論面からお話します。その上で、どのようにクライエントと関わることが共感を促進し、効果的な治療関係の形成を促進するのか、実際的な関わり方のスキルについてお話しします。

講師プロフィール
教育学博士、公認心理師、臨床心理士。日本心理療法統合学会 副理事長
京都大学及び京都大学大学院で臨床心理学を学ぶ。大谷大学文学部専任講師、京都大学保健管理センター講師等を経て、京都大学学生総合支援機構教授。

■主な著書

『心理療法統合ハンドブック』共編著 誠信書房 2021年
『SNSカウンセリング・ハンドブック』共編著 誠信書房 2019年
『プロカウンセラーの薬だけに頼らずうつを乗り越える方法』2019年 創元社
『プロカウンセラーの共感の技術』 創元社 2015年
『技芸(アート)としてのカウンセリング入門』 創元社 2012年

■主な訳書

『統合的心理療法と関係精神分析の接点』監訳 Paul L. Wachtel 著(2014/2019)金剛出版
『心理療法家の言葉の技術』 Paul L. Wachtel 著(2011/2014) 金剛出版

◆講習D


タイトル:子どもの心とことばの育ち


講  師: 中川信子

講義概要

 ことばのことで言語聴覚士のもとに相談に来られる幼児さんたちの「心配」の中味は、ことばが遅い、落ち着きがない、発音がはっきりしない、コミュニケーションが取りづらいなどいろいろです。成長と共に「心配」が消えて行く場合も多い一方、中には「心配」を持ち越す場合もあります。集団行動が苦手、先生の指示を聞きもらす、読み書きに苦戦する、などです。
 それぞれ異なって見える「ことばの心配」ですが、脳のはたらきから見ると、すべて共通しているとも言えます。
 ことばの育ちと密接にかかわる心の育ち、それらを支える脳のはたらきの概要、についてお話しします。また、ことば(音声言語)だけにとらわれない人と人とのコミュニケーションのあり方についても考えてみます。

講師プロフィール

 1948年東京生まれ。言語聴覚士。
 東京都調布市・狛江市などで療育や乳幼児健診後のフォロー事業に従事。
 現在は狛江市内の小中学校の特別支援教育巡回専門家チームスーパーバイザーなど。
 地域での一貫した支援により、子どもの健やかな発達を応援することをめざしている。
 2021年健やか親子21で母子保健家族計画事業功労者として厚生労働大臣表彰。

著書

「健診とことばの相談」「ことばをはぐくむ」「1.2.3歳ことばの遅い子」「保育園・幼稚園のちょっと気になる子」(ぶどう社)
Q&Aで考える保護者支援」(学苑社)、「発達障害とことばの相談」 (小学館)など多数

講習E


タイトル:ゆる~りウクレレ気分 
             ~ウクレレを持ってでかけよう~〈ワークショップ〉


講  師 : 辻井裕之

講義概要

 軽やかな音色と、軽くて持ち運びやすく、お手頃な価格で始められる楽器として大人気のウクレレ。本講座では楽器の種類などの基礎知識から、音楽療法のセッションで活用できるような演奏法までウクレレについて学んでいただけます。
 なぜそんなに人気が出たのか?ウクレレの大きさや木の種類って?いろいろあるけどどれを買えばいいの?などなどこれからウクレレを始めたい方、興味のある方の参考になるような内容で楽しく講義を進めてまいります。

 ※楽器が無くても受講可能な内容ですが、可能な限り楽器のご準備をお願いします。

講師プロフィール

 ウクレレプレイヤー、ベーシスト、作詞作曲家、プロデューサー。指導者として生徒数累計3,000名以上。
 ヤマハミュージックレッスン講師歴30年、元指導スタッフとして全国の講師育成やテキスト制作に携わる。現在は株式会社桃山社中MUSIC CREATIVE 代表取締役として主にウクレレの普及に尽力する。

著書

「ゆる〜りウクレレ気分」はシリーズ10冊を刊行。

「ゆる〜りウクレレ気分JPOP編1改訂版」
「ゆる〜りウクレレ気分JPOP編2改訂版」
「ゆる〜りウクレレ気分JPOP編3改訂版」
「ゆる〜りウクレレ気分弾き語り編JPOP 改訂版」
「ゆる〜りウクレレ気分弾き語り編JPOP2」
「ゆる〜りウクレレ気分スタジオジブリ編 改訂版」
「ゆる〜りウクレレ気分JAZZ 編改訂版」
「ゆる〜りウクレレ気分アンサンブル編 改訂版」
「ゆる〜りウクレレ気分ウクレレ楽園 改訂版」
「ゆる〜りウクレレ気分親子で楽しむこどものうた」

ホームページのURL
https://www.momoyamashachu.com


【講習前のアナウンス】

 本講習はウクレレの楽しさと楽器としての魅力をお伝えしていきますので、楽器をお持ちでなくても知識として楽しんでいただくことが可能です。とは言えウクレレを持っていると更にその楽しさが伝わりやすくなると思いますので、事前に購入してから参加されることをお勧めいたします。

➀ウクレレの種類と選び方
ウクレレには大きく分けて3種類の大きさがあります。一般的に目にするタイプがソプラノ、少し大きめなのがコンサート、一番大きいのがテナー です。全てのウクレレはチューニングが同じですので最初はスタンダードなソプラノタイプをお勧めします。楽器の値段は1〜3万円のものが導入には良いと思います。

②チューニング(調弦)について
調弦はチューニングメーター、所謂チューナーという道具を使います。使用方法は講習内で説明をいたしますが、これは是非ひとつ持っておいてください。(1000円前後です)

③ウクレレのストラップについて
ストラップはご用意いただかなくても大丈夫です。

④ギターでの代用について
不可能ではありませんが、ウクレレでのご参加をお勧めいたします。

参加費・参加方法  

    参加申し込みをされる期間によって参加費および参加登録方法が異なります。  


① 事前参加登録 2023年1月18日~2023年2月19日 
  ※事前参加登録は終了しました

② 直前参加登録 2023年2月20日~2023年3月13日
 
※直前参加登録は終了しました

  直前参加登録は、入金確認とシステム登録に時間を要し、視聴できるのは、
お申し込み後4日目以降となる場合があります。 
  講習会につきましては、直前参加登録の受付定員を50名とさせていただきます。

 直前登録の参加費(2023年2月20日~2023年3月13日)

 

学術大会のみ

講習会のみ

学術大会+講習会

正会員

4,500円

5,500円

9,000円

学生会員
(※参照)

1,000円

3,000円

3,000円

一般

5,500円

6,500円

11,000円


直前参加登録方法
 1. 下記の「直前参加登録フォーム」ボタンをクリックし、必要事項を記載してください。 
 2. 参加費を以下の振込先にお振り込みください。振込手数料はご負担ください。
  ・ ゆうちょ銀行からお振込みの場合
【口座番号 記号:14770 番号:19737891】
【加入者名】ニホンオンガクリョウホウガッカイキンキガクジュツタイカイジッコウイインカイ
ゆうちょ銀行以外からお振込みの場合
【銀行名:ゆうちょ銀行 金融機関コード:9900 店番:478 店名:四七八】
【預金種目:普通 口座番号:1973789】
 3. 入金確認後、第21回近畿学術大会事務局より登録フォームに記載のメールアドレスにお申込み区分のログインIDをお知らせします。ただし、お知らせがお申込日の4日目以降となる場合があります。ご理解の程よろしくお願いいたします。会期最終日は3月21日(火・祝)ですのでご留意ください。
 ※ 当学会学生会員ではない学生(学部生に限る)は、上記参加方法に従い登録後に大学名と氏名がわかる写真かコピーを第21回近畿学術大会事務局(kinki21taikai@gmail.com)にメールで送信してください。
 ※直前参加登録は終了しました

 
 
Zoom利用方法について  
 
 Zoomを使用するためには、パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれかが必要です。資料の提示などもありますので、画面の大きさや表示などの分かりやすさから、パソコンを使用されることをお勧めします。
 また、回線の安定を図るため、インターネットへの接続は無線ではなく、有線でされることをお勧めします。
 
 
Zoomミニ講座のお知らせ 

 
 第21回近畿学術大会では、研究発表、ラウンドテーブルほか様々なプログラムをオンライン会議システムのZoomを使用します。「Zoomで参加なんて心配。どうしよう!」と思われているかたもおられるかもしれません。そこで、無料のZoomミニ講座を企画しました。
 日時は以下の通りです。
 4日とも同じ内容ですが、何度ご参加いただいてもかまいません。

   2022年1112 (土) 19:30~20:00 ※終了しました
   2022年1120 (日) 19:30~20:00 ※終了しました
   2023年 2 月 5 日 (日) 19:30~20:00 ※終了しました
   2023年 2 月18日 (土) 19:30~20:00 ※終了しました

 お申し込みは以下のURLをクリックしてグーグルフォームに必要事項を記入し、送信してください。
なお、登録されるアドレスは、パソコンでご使用になられているアドレスをお勧めします。

 参加ご希望日の2日前に登録されたアドレスにZoomのURL、ID、パスワードをお送りします。
前日になっても届かなければ、第21回近畿学術大会実行委員会事務局(kinki21taikai@gmail.com)にお問い合わせください。

 

 
参加登録、演題応募などの期間

 

応募開始日

締切日

申込先

演題発表の応募
※募集は終了しました

2022年10月10日

2022年 12月10日

第21回演題申込
アドレス

ラウンドテーブル応募
※募集は終了しました

2022年10月10日

2023年 1月10日

第21回演題申込
アドレス

コロナ禍の工夫の応募
※募集は終了しました

2022年10月10日

2023年 1月10日

第21回演題申込
アドレス

学術大会、
講習会の参加登録
※事前参加登録は
終了しました

2023年1月18日

2023年 2月19日

学術大会
ホームページ

    ※2023年2月20日~3月13日までの参加費及び参加登録方法は異なります。

演題募集要項

※募集は終了しました

◆応募資格
  応募時点で日本音楽療法学会の会員であり、2022年度の学会年会費が納入済の会員に限ります。今回は、近畿支部会員のみでなく他支部の方も応募できます。また、共同発表者は非会員でもかまいません。採択されましたら、応募者及び共同発表者は速やかに大会参加費を納入してください。また特例として共同発表者も正会員と同じ参加費で参加申し込みができます。
  学生会員は、正会員との共同発表の場合にのみ応募可能です。
  発表者としての応募は一人一件としますが、共同発表者はこの限りではありません。
  本学会の全国大会および地方大会、他の学会等で研究発表として外部に発表していないものに限ります。
◆募集演題
発表方法と時間 
  発表形式は口頭発表20分(発表15分、質疑5分)とします。
  Zoomを利用したリアルタイム発表です。
  今回はポスター発表はありません。
自由研究発表
  事例・実践的研究:様々な対象者や現場における事例の研究、報告など
  小児から高齢者までライフステージに焦点をあてた事例
   ・ 医療領域における事例(精神障がい者・認知症・緩和ケア・グリーフケア等)
  福祉領域における事例(介護施設や介護領域全般等)
  保健領域における事例(健康教室/認知症予防/介護予防/対象者の家族等、環境への介入/自助グループ)
  教育領域における事例(特別支援教育等)/その他、音楽教室等
  その他
  基礎・学術的研究:実践の裏付けや基礎となる理論、学術的検討など
   ・ 音楽療法の理論やモデルに関する研究
   ・ 音楽療法周辺分野の理論やモデルに関する研究(医学/心理学/社会学/生理学/神経科学など)
   ・ 実験的研究、調査研究、文献研究など
   ・ その他
  技法・方法論的研究:音楽療法の技法や方法面に焦点をあてた研究
   ・ リモートセッション
   ・ 療法現場での工夫(治療構造の工夫/楽器の用い方/即興演奏法の種々/コミュニティ音楽療法 /受容的療法の技法など)
   ・ その他
  その他自由テーマ:①②③に含まれないテーマ、問題、領域など
   ・ 音楽療法士に関すること(療法士の働き方・セルフケア・雇用・保険・養成・教育・スーパービジョン)
   ・ 連携に関すること(他の資格との関係/他職種との連携/地域連携/行政との連携など)
   ・ その他
課題研究発表 
   「新型コロナウイルス感染拡大における音楽療法」
     新型コロナウイルス感染拡大(以下コロナ禍)は音楽療法に大きな影響を与えました。
それは実践にとどまることなく、音楽療法士の養成課程における実習など多岐に及びます。
コロナ禍が収束すれば元通り、というのが理想なのかもしれません。
 しかしコロナ禍における音楽療法の実践や教育活動に、音楽療法の本質が隠れているかもしれません。
 これからの音楽療法の実践や音楽療法士の教育活動について考える機会にしたいと願っております。是非ともご報告ください。
   「音楽療法を伝える」
      私たちは音楽療法を実践するために、最初の段階で誰かに音楽療法を伝えているのではないでしょうか。
 それは施設の責任者や行政関係かもしれませんし、保護者や教師かもしれません。きっと誰しもが経験されていて、当たり前のように行っていることでしょう。
  しかし、その経験は貴重なものであり、これから音楽療法を伝えることが求められている会員にとって、これ以上ない参考書です。
 是非、その経験を教えていただければと思っています。「誰に」、「どのように」音楽療法を伝えたのか、そのままご発表ください。
     
   上記2つのテーマの応募様式は、自由研究発表の項目に準じる必要はなく、レポートや報 告としてご発表していただきますので、お気軽にご応募ください。但しポイントは、自由研究発表と同等に付与されます。また、様式をダウンロードすると項目例を記載していますので、ご参考にしてください。
演題の書式 
  該当の様式(テンプレート)を「各種書式のダウンロード」からダウンロードし、図表も含めてA4サイズ1枚におさまるように記載してください。
   ・ 共同発表者のある場合は全員の氏名・所属を列記し、必ず口頭発表者を筆頭にして、口頭発表者氏名の前に○印を付けてください。
   ・ 定められた行数内(40行)であれば、改行、空き行、段落などを入れて自由にレイアウトしてもかまいません。
◆演題申込方法
  次の2点をEメールに添付し、件名を「21回大会演題応募(氏名)」として
第21回演題申込アドレスに送信してください。
大会事務局アドレスとは異なるのでご注意ください。
応募締め切りは2022年12 月10 日(土)です。
  1. 研究発表申込書
   申込書を「各種書式のダウンロード」からダウンロードしてご記入ください。
  2. 演題原稿
  ファイル名は、冒頭に氏名をつけてください。例:音楽太郎の演題原稿
  3. 研究発表日時 希望枠
   

以下の時間枠の中から第3希望まで選び、メール本文にお書きください。

     1、3月4日(土)130016:30
   

 2、3月4日(土)17002030 

     3、3月5日(日)130016:30
     4、3月5日(日)170020:30 
     5、3月19日(日)130016:30
     6、3月19日(日)170018:30 
  演題申し込みを受け付けた時点で受付確認通知メールを送信します。確認メールの送信までに数日かかる場合があります。ご了承ください。ただし、1週間を過ぎても確認メールが届かない場合は第21回大会演題申込アドレスまでお問い合わせください。
◆著作権及び倫理配慮について
重要 オンライン発表での楽曲使用について 
 

本学術大会では、研究発表はZoomを利用したオンライン上での発表となります。オンライン発表では、研究発表の中で楽曲を使用することは「公衆配信」とみなされ、楽曲によって著作権 使用料の支払い義務が発生します(JASRACが管理している楽曲に関しては、近畿支部大会が負担します)。
発表で音楽を使用する場合は、大会事務局にあらかじめご連絡ください。
連絡なしで音楽を使用した場合は、その場で「発表取り消し」とさせていただきます。

対象者またはその保護者への説明と同意書
 ・ 症例を学会で発表する場合は、対象者またはその保護者に対して、そのことを伝え、同意を得る必要があります。また、発表内での個人情報の取り扱いについては、個人が特定されない方法で発表することの説明が必要です。また、もし個人の名前や姿が発表の中に含まれる場合には、そのことについての対象者本人、または保護者の同意を得ることが必要です。 
「同意書」とは、以上の内容に対して対象者(または保護者)などが同意を書面で証するものです。演題の申し込み時に、この「同意書」を提出する必要はありませんが、学会から原本確認の要請がある場合には提出できるように厳重に保管しておいてください。 
「演題発表についての同意書」を「各種書式のダウンロード」からダウンロードし、同意を得てください。 
誓約書の提出
演題申込者が発表申し込みにあたり、研究発表申込書の「誓約書」欄に該当事項を明記する方法で、誓約書の提出とみなします。この誓約書は、次の2点について誓約するものです。
  ①同意書提出の誓約:同意書を求められたらいつでも提出することを誓約するものです。
  ②未発表の誓約:本学会の全国大会および地方大会、他の学会等で研究発表として外部に発表していないことを誓約するものです。
なお上記の「同意書」「誓約書」は、日本音楽療法学会の倫理的配慮に基づいたものです。
これらの倫理的配慮にそぐわない行為が生じた時には、学会(支部・本部)倫理委員会にて調査・検討の上、処理に当たるものとします。
※倫理的配慮の詳細は、日本音楽療法学会『倫理ハンドブック』および学会本部ホームページhttp://www.jmta.jp/「倫理委員会からのお知らせ」を参照してください。

申込期日 2022年12月10日(土)


ラウンドテーブル応募要項

※募集は終了しました

 「こんな時、他の音楽療法士はどうしているの?」「何か、良い方法はないだろうか?」「いろんな人の意見を聞いて話し合ってみたい」そんな思いを抱いておられませんか?
 日頃関心を持っている事柄について、皆がそれぞれの言葉で語り、共に考える時間が持てたらと思います。皆様の自由な企画をお待ちしています。
話題提供者や司会者(ファシリテーター)などを設定して、有意義な時間を企画してください。
尚、研究発表に応募されていてもラウンドテーブルの企画を出すことができます。
 実施方法
 ・ オンライン会議システム「Zoom」を利用します。
 ・ ラウンドテーブルの時間は90分です。
 ・ 実施日(申込書参照)は、主催者の希望に可能な限り沿えるよう調整します。

 応募資格
 ・ 応募時点で企画者が日本音楽療法学会近畿支部の会員であり、2022年度の学会年会費が納入済の会員に限ります。話題提供者は他支部会員でも非会員でもかまいません。参加登録開始後、速やかに大会参加費を納入してください。また特例として非会員の話題提供者も正会員と同じ参加費で参加申込みができます。

 応募方法
 ・ 企画者以外に話題提供者を2名以上、合計3名以上でお申し込みください。
 ・

申込書を「各種書式のダウンロード」からダウンロードし、
件名を 「ラウンドテーブル申込―氏名」 として、
第21回演題申込アドレスに送ってください。

 ・ 企画テーマの募集締め切りは 2023年1月10日(火) です。
申込書を受け付けた時点で、受付確認通知メールを送信いたします。1週間を過ぎても通知メールが届かない場合は、第21回大会演題申込にご連絡ください。
お申込みいただいた企画・申込書は原稿のまま大会ホームページ及び支部ホームにページに掲載します。

 著作権及び倫理的配慮について
 本学術大会では、ラウンドテーブルはZoomを利用したオンライン上での話し合いの場となります。オンラインでは、楽曲を使用することは「公衆配信」とみなされ、楽曲によって著作権使用料の支払い義務が発生します(JASRACが管理している楽曲に関しては、近畿支部大会が負担します)。
 ラウンドテーブルで音楽を使用する場合は、大会事務局にあらかじめご連絡ください。連絡なしで音楽を使用した場合は、その場でラウンドテーブルを終了させていただきます。


「コロナ禍の工夫」話題提供募集のご案内

 
実行委員特別企画
 
「コロナ禍の工夫」話題提供募集のご案内

※募集は終了しました

コロナ禍において様々な制約がある中、音楽療法の実践において工夫されていることが多いかと思います。そこで今回、実行委員特別企画として音楽療法士の工夫、施設スタッフの工夫など「コロナ禍の工夫」について話し合う機会を設けました。研究発表やラウンドテーブルでは敷居が高いと考えておられる方でも「こんな工夫をしています」や「こんなことで困りました」などを話し合う、または意見を出し合う場にできればと考えております。音楽療法に関わっている施設のスタッフ、ボランティア、保護者の方などにもお声をかけて一緒に話題提供しませんか。

 実施方法
 ・ オンライン会議システム「Zoom」を利用します。
 ・

話題提供の仕方は自由です。(口頭のみ、資料の画面共有など)

一人の持ち時間は約5分です。施設関係者など複数で話題提供する場合は、約10分とします。
何組かの話題提供後、約30分の話し合いの時間を持ちます。進行は実行委員が行います。
実施日は、2023年3月19日(日)午前10時~11時15分
     2023年3月21日(火・祝日)午前10時~11時15分

先着順とさせていただきます。

 応募資格
 ・ 日本音楽療法学会会員のみならず、施設の職員などの非会員でも応募できます。なお、非会員で応募される方の参加方法については、大会事務局にお問い合わせください。
 ・

研究発表、ラウンドテーブルに応募されていても応募できます。

 応募方法
 ・ 申込書を「各種書式のダウンロード」からダウンロードし、
件名を 「コロナ禍の工夫話題提供申込―氏名」 として、
21回大会演題申込アドレスに送ってください。
 ・

話題提供の応募期間は、20221010日(月・祝日)から2023110日(火)です。

申込書を受け付けた時点で、受付確認通知メールを送信いたします。1週間を過ぎても通知メールが届かない場合は、上記大会演題申込アドレスにご連絡ください。
申込書に記載された「内容(約200字)」は、そのままホームページに掲載します。
なお、この発表におきましては、学会の発表ポイントは付与されません。
 著作権及び倫理的配慮について
 本学術大会では、「コロナ禍の工夫」はZoomを利用したオンライン上での話し合いの場となります。オンラインでは、楽曲を使用することは「公衆配信」とみなされ、楽曲によって著作権使用料の支払い義務が発生します(JASRACが管理している楽曲に関しては、近畿支部大会が負担します)。
 「コロナ禍の工夫」で音楽を使用する場合は、大会事務局にあらかじめご連絡ください。連絡なしで音楽を使用した場合は、その場で終了させていただきます。

各種書式のダウンロード


 各種書式は、下記よりダウンロードしてご使用ください。
  ※募集は終了しました

 事例・実践的研究 テンプレート
 技法・方法論的研究 テンプレート
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