日本音楽療法学会近畿支部
 Kansai Music Therapy Association

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 日本音楽療法学会第12回近畿学術大会に向けて
 
 
 
         第12回近畿学術大会大会長    笠原 吉孝 (滋賀県音楽療法研究所長)

 

 寒暖の差が激しかった春が過ぎ、「目に青葉 山ホトトギス 初鰹」の季節がやってきました。皆様にはたゆみなくお仕事にご精進されていることと存じます。
このたびは、ついに滋賀県がこの歴史ある大会を引き受けることになり、図らずも私達の研究所が担当することになりました。大変名誉なことではありますが、当方は事務職員もいない組織です。それでもお引き受けした以上、過去11回の皆様のご努力を汚すことのないよう、関わっている者たちの総力を挙げて準備を始めています。これが成功裏に終わるには、近畿の会員のご協力をお願いして、更にはぜひ皆様のご参加を賜りたいと夢見ている次第です。

 特に、大会長をさせていただきます私は、整形外科医として研鑽を積み、46年間治療を続けてきた人間です。1980年滋賀に入った時に、肢体不自由児と呼ばれた子供達と福祉の分野で深く接触をすることになりました。

 その分野は徐々に障害をもって力強く生きる子供達を育てる仕事へと広がり、ちょうどその時期に米国の音楽療法士が私の前に現れました。その力を目で見て、肌で感じたいと思い、無謀にも私は自閉症児として療育中の子供に直接音楽療法を提供してほしい、と頼みました。戸惑っただろう子供が泣きながらその部屋でクルクルと回り、彼を意識していたのですが、7~8分後に現場に戻ると、二人にはピアノの音を介してのコミュニケーションが生まれていたのです。両方が相手の音を聞きながら鍵盤を叩き合っていたのです。

 その時私自身が障害児育成への大きな手段として、音楽療法があるという事実に直面できました。旧来医療者が駆使してきたさまざまな手法と大きく異なる点は、治療で与えるこちらのパワーを受動的に受けてもらうだけの感じでしたが、この療法は音楽の力を相手の深層に送り込んで、その反応を能動的に引き出す手法で、私は驚き、新しい手段に喜び、我が医療チームに取り入れることを決心した次第です。

 滋賀は、糸賀一雄氏が福祉の祖として、代表的な言葉「この子らを世の光に」を残した地方です。来年3月に生誕100年を迎え、時を一にしてこの大会がやってきました。保健医療・福祉に寄与する音楽療法が、関係者の認識に触れ、一層盛んになることを願っております。

 近畿大会では、課題を設け検討・研究がおこなわれており、これが発展して、更に全国へ発信される役割の一端になれば大きな喜びです。音楽療法の実践者はもとより、関心をお持ちの方々が集い、活発な交流の場となることを切に望んでおります。

皆様のご参加をお待ちしております。





大会のご案内

 このたび、日本音楽療法学会第12回近畿学術大会を201431()32()2日間、滋賀県大津市の「コラボしが21」と「びわ湖ホール」を会場にして開催いたします。多くの会員の皆様や関係者の皆様のご支援、ご協力のもとに、近畿支部として初めて、滋賀の地で開催できますことを心より感謝申し上げます。参加者の皆様とともに有用な情報交換ができ、学術的な学びと音楽療法の発展の場になることを願って準備を進めております。

 折しも20143月は、我が国の障がい児者福祉の基礎づくりに多大な業績を残された、当時の滋賀県職員であった糸賀一雄氏の生誕100年に当たり、これを記念して3月まで滋賀県内で様々な取り組みがなされています。糸賀一雄氏は、著書『この子らを世の光に』で、人間の新しい価値観の創造を目指した人権尊重の福祉の取り組みを展開し、西日本で最初の重症心身障害児施設「びわこ学園」を設立された方でもあります。本学術大会は、糸賀一雄生誕100年記念事業協賛事業として開催することになりました。

 重度の障がい児であっても、人間としての生命の展開を支えることが重要であるとの理念は、現在もなお多くの福祉関係者に受け継がれており、更に発展して福祉と文化芸術をつなぐ取り組みとして、アール・ブリュット(生なまの芸術の意。20頁参照)が近年注目されています。そこで、本学術大会では、大会案内表紙・封筒の挿絵、コンサート、アール・ブリュットの展示など障がいのある方々のご協力をいただき、音楽療法が医療や福祉の中により広がっていけるような機会を提供していきたいと思います。

 講習会では、各地でご活躍されている講師の先生方や福祉の先駆者であります講師の先生をお招きし、医療福祉における音楽療法の発展をめざしています。また、ラウンドテーブル、交流会などでは、実践の成果や課題を持ち寄って問題を共有し、音楽療法が更に発展できる場になるよう支援に努めます。

 会員の皆様には、是非、自由研究発表・課題研究発表に多数応募してくださるようお願いいたします。また、交流会へのご参加もお待ちしております。実行委員一同、多くの皆さまが参加してくださいますことを心より願っております。

プログラムの概要

会期:201431()32()

会場:31日 コラボしが21(3階)・びわ湖ホール(小ホール)、ピアザ淡海
会場:32日 コラボしが21(3階)

◆プログラム
1日目:3月1日 土曜日     講習会/コンサート・交流会           (   )は定員数
コラボしが21 コラボしが21 コラボしが21 コラボしが21
大会議室 中会議室1 中会議室2 小ホール
9:40~ 受付開始   <受付は『コラボしが21』3階 ホワイエです>
10:30~12:00 講習会A(30名) 講習会B(320名)
狩谷美穂 定員 岡崎香奈
ワークショップ 講義
定員に達しました
12:00~13:00 昼食休憩
13:00~14:30 講習会C(250名) 講習会D(30名) 講習会E(70名)
ジョアン・ローウィ 北村成美 岡崎香奈
講義 ワークショップ 講義とワークショップ
定員に達しました   定員に達しました
15:00~16:30 講習会F(250名) 講習会G(60名) 講習会H(45名)
ジョアン・ローウィ 吉永太市 石井真紀
講義 講義 ケーススタディ(経験者向)
  定員に達しました
17:00~18:00 コンサート
18:30~20:30 交流会 於:ピアザ淡海

 プログラム
2日目32日 日曜日
自由研究発表、課題研究発表、ラウンドテーブル
会場 コラボしが21(3階)
9:30~     受付開始
10:00~10:20  自由研究発表
10:30~10:50  自由研究発表
10:00~10:55  課題研究発表
~11:00  小休憩
11:00~11:20  自由研究発表
11:30~11:50  自由研究発表
11:00~11:55  課題研究発表
~13:00  昼休憩
13:00~1400  総会
14:00~14:30  小休憩
14:30~16:00  ラウンドテーブル
講習会のご案内


◆受講資格

今年度の大会・講習会は、正会員(他支部会員含む)、学生会員(一般学生含む)、一般の方も事前申し込みが可能です。

◆講習会の内容                            

講習会 A 10301200 ワークショップ 定員30                  
(定員に達しました)

表現アートセラピーきほんのき
狩谷 美穂 (かりや みほ)

<講義概要>
 表現アートセラピーとは絵画、音、ドラマ、ダンス・動き、詩・物語などを複合的に用い、心と身体、スピリチュアリティにアプローチする全人的なプロセスです。芸術表現は人間にとって根源的なものであり、すべての人が芸術家であるという考えを基に、何を表現することも許され、作品の上手下手を問わず、分析解釈しないパーソンセンタードアプローチに基づいた方法を体験していただきます。表現アートセラピーは多様性を尊重しお互いをケアする姿勢をとり、子どもから高齢者まですべての年齢層へのセラピーや様々な対人援助に応用することができます。ワークショップでは、絵画、詩、ムーブメント、ドラマ、音などを複合的に用いるマルチモダル(複合媒体)の手法を体験的に学びます。ストーリーがドラマになり、ドラマが絵になり、絵が詩になり、詩が音楽になり、音楽が動きになり・・・と自らの創造性へと繋がり、イメージが展開することで得る気付きや、変容を体験学習します。

*動きやすい服装でご参加ください。
*白の八つ切り画用紙(270×3802枚と、クレヨンまたはクレパスをご持参ください。

<講師プロフィール>
 広島文化学園大学学芸学部音楽学科専任講師。ニューヨーク市立大学音楽学部音楽学科卒業。レズリー大学大学院表現芸術療法学部音楽療法・精神カウンセリングコースにて修士課程修了。米国の精神病院、障害児施設等で臨床経験を積む。帰国後は、広島県内の精神病院や知的障害者施設にて表現アートを取り入れた音楽療法実践を行うと共にストレスケアを目的とした一般成人対象の表現アートと音楽療法のワークショップを行う。

講習会 B 1 0301200 講義 定員320

ノードフ・ロビンズ音楽療法の基本概念と実践

岡崎 香奈 (おかざき かな)

<講義概要>
 音楽療法の代表的モデルの一つであるノードフ・ロビンズ音楽療法は、即興音楽を主に使用したアプローチであり、創造的音楽療法とも呼ばれています。基本となる概念に「ミュージック・チャイルド」があり、これは「すべての人間が音楽に反応する特性を持ち、人は病気や障害があっても音楽を通して繋がることができる」ことを表しています。本講義では、この音楽療法アプローチの基本概念を紹介し、創立者であるポール・ノードフ博士とクライブ・ロビンズ博士の音楽療法実践記録(音源、映像)を元に、「音楽を通して相手と響き合う」臨床例と音・音楽の使い方について解説します。即興を使うセッションをしていない方も、音楽の臨床的機能を理解し、実践に活用することができます。

<講師プロフィール>
(DA,MT-BC,NRMT,ARAM)

 芸術学博士(ニューヨーク大学)。東北音楽療法推進プロジェクト顧問。日本音楽療法学会理事および同認定音楽療法士、英国・米国公認音楽療法士。ノードフ・ロビンズ音楽療法士および教員資格取得者。英国王立音楽院ピアノ科首席卒業。ロンドン、ノードフ・ロビンズ音楽療法センター養成課程修了、ニューヨーク大学大学院音楽療法学科修士課程および博士課程修了。岐阜県音楽療法研究所主任研究員、ニューヨーク大学専任助手、洗足学園音楽大学准教授等を経て、現在フリーの音楽療法士として活動。障害児・者、健康成人対象の音楽療法を実践し、またスーパーヴィジョンや臨床的音楽レッスンを行っている。世界音楽療法連盟・資格認定委員およびジャーナル編集/査読委員。主な著書に、『音楽療法のための即興演奏ハンドブック』(共著、音楽之友社 1996)、訳書に『障害児教育におけるグループ音楽療法』ノードフ&ロビンズ共著(共訳、人間と歴史社 1998)などがある。



講習会 C 13001430 講義 定員250

統合医療:医療現場における音楽療法

Joanne Loewy (ジョアン・ローウィ)

<講義概要>
 現在、音楽と医学について様々な研究開発が進められ、医療における音楽の活用は拡がっています。ベス・イスラエル医療センターでは、総合病院として院内のあらゆる部署の患者を音楽療法の対象としており、NICU(新生児集中治療)、緩和ケア、アウトリーチ(派遣活動)として喘息の子どもたち、エイズ患者などの経験を多く持っています。入院のみならず外来の患者も対象としています。そのコンセプトは4つの柱[CORE]CClinical Care(医療)、 O=Outreach(派遣活動)、R=Research(研究)、E=Education(教育)であり、「知・体・心をつなげたケア」を重視しています。この講座では20年間の音楽療法臨床実践と、その研究から得た音楽療法の効果について、産科から終末医療までのアセスメントと評価を含めて提示します。映像を通して紹介する特別な事例は、音楽には心と身体そして魂を統合する力があることを伝えることができるでしょう。

<講師プロフィール>
 芸術学博士(ニューヨーク大学)。米国公認音楽療法士。1994年よりベス・イスラエル医療センター(ニューヨーク)にルイ・アームストロング音楽医療センターを創設し、センター長。専門分野は、「音楽療法のアセスメント」、「解釈の研究」、「トラウマ(心的外傷)」、「スーパーヴィジョン」であり、研究テーマは「音楽療法と鎮静作用」、「アセスメント」、「苦痛」、「喘息」である。近年はNICUの音楽療法について小児科専門誌に発表。『小児科の痛みへの音楽療法』『NICUにおける音楽療法』を含めたいくつかの本の編集、『終末期の音楽療法と介護者へのケア』『グリーフとトラウマへの音楽療法と音楽と医療の統合発展』『音楽、呼吸、健康』の共同編集者を務め、「音楽と医療」国際学会の創設メンバーでありその専門誌や『代替医療』誌の共同編集者を務める。



講習会 D 13001430 ワークショップ 定員30
(定員に達しました)

身体表現ワーク「カラダは天才!!だれでもコリオグラファー(振付家)

北村 成美 (きたむら しげみ)

<講義概要>
 説明の言葉は一切使わずに、呼吸・擬音・かけ声・物音を立てる、などの音を駆使して、北村が参加者さんをリードします。参加者さんには同調したり、反応したり、自分なりの動きを見つけていただきます。その動きをリーダーがまね、さらにそれを参加者さんがまねていきながら、ダンスをつくっていきます。ダンスを教え習う関係ではなく、対等な関係で、掛け合いながら、キャッチボールしながら共同作業を進めていきます。*動きやすい服装の上、裸足もしくは靴下でご参加ください。(ダンスの中に足指を使う動きがありますので、靴下を脱げるようにご準備ください。足元の寒さが気になる方はスパッツやレギンスを着用してください。)

<講師プロフィール>
 通称、なにわのコリオグラファー・しげやん。6歳よりバレエを始め、英国ラバセンターにて学ぶ。’00年ソロとなり「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、バカおどり道を邁進中!!ソロダンサーとして国内外で作品を上演するほか、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・福祉施設での作品制作、美術家・音楽家・振付家とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。近年は、あらゆる世代・多様な個性をもつ人々と協働し、大型コミュニティダンス作品を日本各地で発表。平成15年度大阪舞台芸術新人賞、平成22年度滋賀県文化奨励賞を受賞。平成16年より「糸賀一雄記念賞音楽祭」身体表現ワークおよび振付担当。財団法人地域創造公共ホールダンス活性化支援事業登録アーティスト。



講習会 E 13001430 講義とワークショップ 定員70
(定員に達しました)

音楽療法における既成曲の臨床的活用法 ―症例とワークショップから―

岡崎 香奈 (おかざき かな)

<講義概要>
 音楽療法セッションにおいて既成曲を活用する際、どのような視点から選曲・応用するとよいでしょうか。なぜ「その曲」なのか?クライエントと「その曲」との関係性はどのようなものなのか?われわれ音楽療法士は、対象者の年齢、疾病・障害、状態、ニーズによって変化する目的に臨機応変に対応しながら、臨床的に既成曲を活用する責任と役割があります。本講義では、各セッション手順における既成曲活用の臨床的観点、および活動別に分けた具体例を紹介し、ワークを通して効果的な介入の方法を体験します。

<講師プロフィール>
講習会Bの講師プロフィールを参照



講習会 F 15001630 講義 定員250

NICU(新生児集中治療)、がん治療、呼吸器系治療、福祉サービスとしての音楽療法

Joanne Loewy (ジョアン・ローウィ)

<講義概要>
 治療を継続するということは、患者が病気(illness)を治すことだけではなく、同時に健康(Wellness)に過ごすことについても取り組むことが大切です。音楽療法士を含む医療従事者は、幼児から大人まで患者がその生涯において健康と病気にうまく対処できるように、有効な方法で支援します。この講座では、音楽療法の理論に基づいた音楽医療を実際に体験し、医療現場において病気を受容し健康習慣を高めるのに有効と認められたいくつかの音楽心理療法を紹介します。

<講師プロフィール>
講習会Cの講師プロフィールを参照




講習会 G 15001630 講義 定員60

粘土が子どもを導く

吉永 太市 (よしなが たいち)

<講義概要>
 1960年代、施設の知的障害児への理解は低いものであった。彼らの自力での行動は期待できず、すべて他からの指示、援助を要すると考えられていた。教育の目標は、いかに一般人に近づけるかにあり、そのために程度を低めて反復訓練することが主であった。しかし彼らに自発性がないというのは誤認識で、能動的で個別性があるように感じられた。重度で殆ど動きを外に表さない子どもでも、彼らの中には旺盛な活動が起こっているような気配があった。彼らを知るために、彼らの中にあるものを外へ出そうと試み、その媒体として粘土を取り上げた。そこでは子どもの方から何かを始めるまでいっさい指示や干渉を避け、子どもの行動全てを受けいれることにした。そして粘土によって誰もが行動を起した。様式は多様であったが、彼らは粘土にそれぞれの内部を託し表現した。その自発性は「遊び」という形を通しておこされた。「遊び」に没頭しそこから湧き上がる喜びに身を任せ、人間の根源ともいえる、考えを超えた世界からの表現を可能にするのである。表現する彼らが示すエネルギーは、無尽ともいえるものであったし、おのおのが個別性を際立たせた。全て粘土によって起こされ、導かれたのである。

<講師プロフィール>
 滋賀県の知的障害者更生施設「一麦寮」の元寮長。一麦寮では長年、知的障害者の自由で創造的な人格形成の手段として、粘土を使っての創作活動に取り組み、早くより作品展を全国的に開催し、関係者の間で注目された。1981年京都市美術館で、京都・滋賀の施設による「土と色、ちえおくれの世界」展を開催し創造活動の普及、啓蒙活動を展開。1997年には、スイス・ローザンヌにあるアール・ブリュット収集館の依頼を受け、京都の「みずのき寮」の絵画と「一麦寮」など滋賀県下4つの施設の立体作品を出品した展覧会「アート・イン・インコグニド」を開催し世界的に大きな影響を与えた。現在も、障害者芸術活動の先駆的指導者として、幅広く活動している。


講習会 H 15:0016:30 ケーススタディ 定員45名 経験者向け(3年以上の臨床経験)
(定員に達しました)

交流という視点から掘り下げる

石村 真紀 (いしむら まき)

<講義概要>
 音楽が有効に働くのも働かないのも人次第。現場ではどのような観点・感点・勘点でクライエントと向き合うのか? そこでは「クライエント・セラピストの相互関係」を検討する必要がある。一般に「療法」といえば、クライエントの変容だけに焦点を当てがちだが、それと同じ程度に、セラピストである自分自身の心の動きも重視し、「セッション内容の吟味」「洞察」「クライエントからどのような影響をうけて何を感じたのか」にも目を向けることが重要と考える。よって、セラピストの“自分自身をみる目とクライエントをみる目”双方に焦点を当て、相互交流の視点から講師自身の事例を掘り下げてみたい。受講者との積極的なやり取りも期待する。

<講師プロフィール>
 大阪教育大学大学院音楽教育学修士課程修了。ロンドンのノードフ・ロビンズ音楽療法センター(CityUniversity London)にてP.Gディプロマを取得(1992年)。同志社女子大学専任講師を経て現在、相愛大学音楽学部准教授、京都市立芸術大学・大阪教育大学非常勤講師、兵庫県音楽療法士認定審査会委員。おもに総合病院にて発達障害の児童・青年を対象に、身体障害者施設にて成人を対象に臨床を行う。著書に『音楽による表現の教育』(共著・晃洋書房) 『音楽療法とヒューマニティ』(共著・音楽之友社) 『即興による音楽療法の実際』(共著・音楽之友社) 『地域実践心理学(実践編)』(共著・ナカニシヤ出版) 『あなたに伝える音楽療法のエッセンス』(単著・音楽之友社)など。即興音楽のピアニストとしてコンサートも行う。

自由研究発表演題募集のご案内

12回近畿学術大会での研究発表を募集します。

◆応募要領

・演題原稿テンプレート及び研究発表申込書は107日より近畿支部ホームページ近畿学術大会 案内ページ(http://www.jmtak.com)からダウンロードが可能です。
・応募締め切りは2013126()です。
・発表者としての応募は一人一件としますが、共同発表者はこの限りでないとします。
・本学会及び他所にて未発表のものに限ります。

◆応募資格

・応募時点で日本音楽療法学会近畿支部の会員(滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県に在職・在住している者)であり、2013年度の学会年会費および第12回近畿学術大会参加費が納入済である必要があります。また、共同発表者も本学会員に限ります。
・学生会員は、正会員との共同発表の場合にのみ応募可能です。

◆募集演題

・発表形式は口演発表のみとします。但し、会場の制約により、発表形式変更の依頼をさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。

●自由研究発表の領域と体裁

1.児 童  :018歳の子どもを対象とした事例研究、または学術研究(実験含)
2.成人一般:19歳から64歳の青年・成人を対象とした事例研究、または学術研究(実験含)
3.高 齢 者 :65歳以上の高齢者を対象とした事例研究、または学術研究(実験含)
4.精神科領域:特に精神科や心療内科領域に関する事例研究、または学術研究(実験含)
5.緩和ケア :特にホスピス、スピリチュアリティの領域に関する事例研究、または学術研究(実験含)
6.そ の 他 :上記に含まれない領域に関する事例研究、または学術研究(実験含)

●原稿の体栽

・事例研究の場合:「対象者および目標」「方法」「経過および結果」「考察」
・学術研究の場合:「研究の目的」「方法」「結果」「考察」「結語」

●演題の書式

 下記の通りですが、該当の様式(テンプレート)を支部ホームページからダウンロードし、図表も含めてA4サイズ1枚におさまるように記載してください。
・パソコンソフトWordで作成し、上下左右の余白は全て20mm1行の文字数は48字、総行数は40行。・本文の文字は10.5ポイント(図表は9ポイント以上)、字体は明朝体。演題は中央寄せで、ゴシック体太字12ポイント。氏名(所属)は右寄せでゴシック体太字11ポイント。1行あけて本文。項目(方法、考察等)は、ゴシック体太字10.5ポイント。
・共同発表者のある場合は全員の氏名・所属を列記し、必ず口頭発表者を筆頭にして、発表者氏名の前に○印を付けてください。
・定められた行数内(40行)であれば、改行、空き行、段落などを入れて自由にレイアウトしても可能です。

●発表方法と時間

口演発表 20分(発表15分、質疑5分)とします。

●発表者の使用可能機器

・発表会場にノートパソコンは設置されていません。発表者がご持参ください。
・ご持参のパソコンとの外部接続は、画面出力用にD-sub15ピンコネクターケーブルを用意しています。Macをご使用の場合は、VGA変換アダプタをご持参ください。特殊な接続機器はご持参ください。また、画像の解像度は1024×768に設定してください。音声出力用には、オーディオケーブルを用意しています。
・発表会場では、DVD、あるいはCD-RCDMDが使用可能です。
・ご持参のパソコンは、メディアチェック(機器接続確認)が必要です。発表者には、後日メディアチェック時間帯をお知らせします。

◆演題申込方法

 次の2点をEメールの添付ファイルで2013126()までに日本音楽療法学会第12回近畿学術大会実行委員会事務局<kinkitaikai12@gmail.com>に送信してください。

1.研究発表申込書25頁の申込書を支部ホームページからダウンロードしてご記入ください。
2.演題原稿
・ファイル名は、冒頭に氏名をつけてください。例:音楽太郎の演題原稿
・演題申し込みを受け付けた時点で受付確認通知メールを送信します。確認メールの送信までに数日かかる場合がありますが、ご了承ください。ただし、1週間が過ぎても確認メールが届かない場合は大会事務局までお問い合わせください。

◆対象者またはその保護者への説明と同意書

・症例を学会発表する場合は、対象者またはその保護者に対して、そのことを伝え、同意を得る必要があります。また、その中での個人情報の取り扱いについては、個人が特定されない方法で発表することを説明することが必要です。また、もし個人の名前や姿が発表の中に含まれる場合には、そのことについての対象者本人、または保護者の同意を得ることが必要です。

・「同意書」とは、以上の内容に対して対象者(または保護者)などが同意を書面で証するものです。演題の申し込み時に、この「同意書」を提出する必要はありませんが、大会主催者からの原本確認の要請があった場合には、いつでも提出できるように厳重に保管しておいてください。
・同意書は、本案内23頁の「演題発表についての同意書」の内容で同意を得てください。

自由研究及び課題研究B  事例研究テンプレート
自由研究及び課題研究B・C 学術研究テンプレート

◆誓約書の提出

・演題申込者が発表申し込みにあたり、研究発表申込書の「誓約書」欄に該当事項を明記する方法で・誓約書の提出とみなします。この誓約書は、次の1点について誓約するものです。

① 同意の誓約書:上記の同意書を求められたらいつでも提出することを誓約するものです。
② 未発表の誓約書:全国大会や他の機関で発表していないことを誓約するものです。

・なお上記の「同意書」「誓約書」は、日本音楽療法学会の倫理的配慮義務にあたります。これらの倫理的配慮義務にそぐわない行為が生じた時には、学会(支部・本部)倫理委員会にて調査・検討の上、処理に当たるものとします。
※倫理的配慮義務の詳細は、学会本部ホームページ<http://www.jmta.jp/>「倫理委員会からのお知らせ」を参照してください。

12回近畿学術大会実行委員会事務局アドレス:<kinkitaikai12@gmail.com

発表申し込み締切日 2013126()

課題研究発表演題募集のご案内

 近畿支部課題研究委員会が2012年度第11回近畿学術大会で下記3テーマについて鼎談を企画され、これらのテーマについて会員の理解も深まりました。第12回近畿学術大会実行委員会としましても、自由研究発表に加えて会員の共同研究を推進し、支援していきたいという課題研究委員会の提起を受けとめ、本学術大会においても課題研究発表を募集することにしました。そこで、課題研究委員会に依頼し、各テーマの趣旨原稿を再提出いただき、下記の通りにお知らせします。


◆課題研究A:セラピー場面における関係性の展開(事例研究のみ)

石村 真紀

 臨床では、対象者個人の必要を見極めたうえで、セッションの見通しをたて、方向性を定めていくことが大切である。しかしながら、それにとらわれてしまい、「させること」に重きを置いた関わりになってしまったり、なにかが「できるようになる」ことを求めすぎることも起こり得るし、セラピストの価値観の下でクライエントの可能性を封じ込めてしまっている現実もあるのではないかと思われる。さらには、セラピスト自身の自己発揮(セラピストとしての力の発揮、という意味)を止めてしまうことも起こりうるだろう。あくまでもクライエント側から始まる関係があってこそ、「いい関係」が成り立っていくのである。まず、目の前の対象者をどう感じ取るか、いかに感じ取るか、というセラピスト側の感性が「1個の主体」としての対象者との関係を築いていく源泉となり、そこから、丁寧に気持ちの行き来を積み重ねていくことで、こころのつながりへ、こころの共鳴へ、さらには豊かな支援へ、と向かっていくものであるといえる。
 本課題研究企画においては、セラピストの質的向上を目指して、上記のようなセラピスト・クライエント間の関係性に目を向け、一連の交流場面がどのように展開しているのか、を時間をかけて吟味考察したい。セラピストの自己吟味を含めて臨床過程をじっくり検討し学びあえる時間となっていくことを望む。なお、数回の過程を追うもののみならず、1回の流れを検討する内容でも大いに歓迎する。


◆課題研究B:諸民族(日本を含む)の文化土壌に根ざした音楽療法

岩井 正浩

 地球上では多様な民族がそれぞれに適応した言語、文化、宗教、生活習慣を有して生活を営んできた。しかしグローバル化の波は経済ばかりではなく文化にも画一化をもたらしつつある。音楽についていえば、西洋近代の音楽語法を尺度とした地球上の音楽の価値判断、つまり十二平均律に基づく音律、音色、発声、和声、リズムなどの尺度に合わせ、音楽の優劣を価値判断するものである。しかし諸民族には固有の文化、音楽が存在し、固有の価値を有している。近代ヨーロッパの音楽語法に基づく音楽は現代の我々の生活に大きな遺産を提供してくれた。一方、諸民族(日本を含む)独自の音楽が彼らのアイデンティティにとって必要不可欠で、音楽療法にもっとも有効となりうることも確かである。今回も昨年度に引き続き、「諸民族(日本を含む)の文化土壌に根ざした音楽療法」という命題に対してさまざまな音文化に関する発表を期待したい。


◆課題研究C:音楽の共有時空間

大前 哲彦

 音楽療法における音楽の共有時空間を提案するモチーフは、他職種の方々や社会一般から、音楽療法士というのは何をする人?と聞かれたときに端的に説明できるようにすることで、音楽療法士の職業的専門性のコアとして、音楽の共有時空間が創れる人と言えるようにすることである。提案グループとして「音楽の共有時空間」の概念を確定する共同研究を進めているが、その現段階として2案を紹介しておきたい。「音楽の共有時空間は、音楽を活用して参加する者の相互関係で体験・感情の共有、一体感、凝集感が生まれる場と定義する。そこは、安心して失敗やお試しができる保護された時空間と考える。」N.I

 「音楽の共有時空間は、対象者との相互交流を目的として音楽療法士が意図的に音環境づくりを行う時空間であり、この音環境の中での相互交流の深まりは、時空間を分かち合う喜びをもたらすもので、対象者に発達や変化をもたらすものである。」(M.K

 また、厳密には「音楽の療法的共有時空間」と表現する方が適切であるが、通常は「療法的」という言葉を省略しても良いことを申し合わせている。そして、音楽の共有時空間の生成、持続、深化が、如何にして実現したかというところに焦点を当て、対象者毎に事例を集積して、音楽療法士に求められる専門性の具体像を浮かび上がらせることをめざしたい。そこで、音楽の共有時空間の生成、持続、深化を客観的にとらえる指標づくりが課題になる。それは、対象者の表情・動作や音楽表現を指標化するもので対象者によって違ってくるかもしれない。次いで、生成、持続、深化を可能にしたアプローチのタイプ別けが課題になると考えている。

 研究発表においては、音楽の共有時空間概念を使っていなくても類似の論究があるので学術研究として先行研究を整理するのも期待するが、具体的な事例の集積を重視しているので事例研究を歓迎したい。

◆応募要領 ⇒自由研究演題募集に準ずる

◆応募資格 ⇒自由研究演題募集に準ずる

◆募集演題
・発表演題は口演発表のみとなります。
・課題研究発表の査読によって内容が非該当とされた場合は、自動的に「自由研究発表」への応募とさせていただき、演題原稿を1枚に書き直していただき、自由研究発表への応募として再査読に廻すことになりますので、予めご了承ください。

●課題研究発表のテーマと体裁
A.セラピー場面における関係性の展開(事例研究のみ)
Ⅰ:はじめに
Ⅱ:事例の概要 [Clについて] [セッションの構造]

Ⅲ:セラピーの過程
Ⅳ:考察

B.諸民族(日本を含む)の文化土壌に根ざした音楽療法
(a) 事例研究の場合:「対象者および目標」「方法」「経過および結果」「考察」
(b) 学術研究の場合:「研究の目的」「方法」「結果」「考察」「結語」

C.音楽の共有時空間
(a) 事例研究の場合:「対象者」「目標および方法」「経過および結果」「考察」
(b) 学術研究の場合:「研究の目的」「方法」「結果」「考察」「結語」

(事例研究の「目標および方法」は、音楽の共有時空間を経て実現される目標とその方法を明記してください。研究の性質上【考察】以外の項目名は自由に変えて結構です。)

●演題の書式
該当の様式(テンプレート)を支部ホームページからダウンロードし、図表も含めて課題研究はA4サイズ2枚におさまるように記載してください。
・書式の留意点は自由研究発表演題の書式に準じます。

●発表方法と時間
・課題研究発表 55 (発表30分、質疑および討議25)
・演題が採択された発表者には、発表方法、発表時間の詳細について別途通知しますが、これに関しての変更は受け付けませんのでご了承ください。

●発表者の使用可能機器 ⇒ 自由研究演題募集に準ずる


◆演題申込方法 ⇒ 自由研究演題募集に準ずる
◆対象者またはその保護者への説明と同意書 ⇒ 自由研究演題募集に準ずる
◆誓約書の提出 ⇒ 自由研究演題募集に準ずる


12回近畿学術大会実行委員会事務局アドレス:<kinkitaikai12@gmail.com

発表申し込み締切日 2013126()


課題研究Aテンプレート
課題研究C 事例研究テンプレート
自由研究及び課題研究B  事例研究テンプレート
自由研究及び課題研究B・C 学術研究テンプレート

ラウンドテーブルのご案内
 「ラウンドテーブル」とは、熟していない新しいテーマを掲げて企画され、同じ問題意識を持った会員が参集し、新しい共同研究の誕生を支援する場です。
今大会では下記の5つの企画が決定しました。
企画者 テーマ
 近藤 清彦 ALS患者に対する音楽療法
~PartⅢ患者・家族からみた音楽療法の意味~
 大前 哲彦 「音楽の共有時空間」
その指標設定は可能か
 石村 真紀 セラピ-の本質について考える
 ~関係性の展開を中心に~
 杉原 千幸 音楽療法実習とスーパービジョン」を考える
 渡邉 真美 学校教育現場での音楽療法
交流会のご案内
 琵琶湖の爽やかな優しい風を感じながら、交流会に参加されませんか?よし笛(琵琶湖のほとりに生えるヨシを素材とした笛)やテルミン(ロシア生まれの最古の電子楽器)に触れていただけます。また、折り紙コーナーでは四季折々の作品を紹介(折り方順図設置)しますので、音楽療法実践のヒントになれば幸いです。さらに、専門領域別テーブル(高齢者・成人・児童・教育関係・病院関係・他職種)を設けます。
お誘い合わせの上、ご参加賜りますようご案内申し上げます。

日 時: 2014年3月1日(土)18:30~20:30
場 所:ピアザ淡海( びわ湖ホールの東隣 )
参加費: 3,000円
♪交流会は、事前申し込みに限らせていただきます。申込方法は、16~18頁をご参照ください。
♪下記事項を2014年2月14日(金)までに、近畿大会事務局< kinkitaikai12@gmail.com> へEメールにてお知らせください。これらは、交流を深めていくために交流会時に配布いたします。

 尚、メッセージ等を事前送信いただけなかった方は、氏名のみの掲載となります。
① 氏名
② 所属
③ ご希望の専門領域別テーブル(高齢者・成人・児童・教育関係・病院関係・他職種)
④ 簡単な自己紹介メッセージ
(^^♪ スタッフ一同、皆様と心に残る集いになりますよう準備を進めております。
参加申し込みのご案内

参加費 
・今年度の大会・講習会は、正会員(他支部会員含む)、学生会員(一般学生含む)、一般の方も事前申し込みが可能です。
今大会の参加費は、会場の都合により以前の金額に戻りますことをご了承ください。
講習会会場は定員がありますので、ご希望の会場に入れない場合があることをお知りおきください。
当日申し込みをされる方は、当日受付ブースで申込書に必要事項を記入していただきます。そのため大変混雑が予想されます。できるだけ事前申し込みをご利用ください。

 学生は受付にて学生証をご提示ください。聴講生、科目履修生、研究生は学生扱になりません。
※会員が大学・大学院などに在籍している場合は、本部に学生と登録している方のみ学生料金となります。認定音楽療法士及び新認定制度必修講習会受講者は大学・大学院に在籍していても学生会員には該当しません。

   3月1日講習会      3月2日学術大会     3月1日交流会 お弁当
当 日 10/7~
1/23まで
当 日 10/7~
1/23まで
10/7~
1/23まで 
10/7~
1/23まで
正会員 5,000円 4,000円 5,000円 4,000円 3,000円 各日
1,000円
(お茶付)
学生会員 2,000円 2,000円 2,000円 2,000円
一般 6,000円 5,000円 6,000円 5,000円

◆大会・講習会・交流会・お弁当の申し込み方法 

●大会全般
参加申し込みの受付開始日は、107()です。
・受付開始日より前に参加申し込みいただいた場合は、108日(火)の申し込み受理扱いとさせていただきます。その為ご希望の講習会に参加いただけない場合もありますが、ご了承ください。
・大会・講習会・交流会・お弁当の事前申し込みは、同封の払込取扱票の通信欄の「第12回近畿学術大会 参加申込書 兼 払込内訳書」に記入して払い込む事で受け付けます。振込手数料は各自ご負担ください。
申し込み内容の確認の為、必ず払込取扱票をご使用の上お振り込みください。
払い込みの際に受け取る「振替払込請求書兼受領証」をもって領収書に代えさせていただきます事前申し込みされる方は2014123()までに払い込んでください。
・事前申込締切日以降は、振替口座を閉鎖しますので払込取扱票の使用はできません。


・事前申込者には、2014215()頃に「登録完了通知票」と「研究発表要旨集・講習会資料集」を発送いたします。2014220日(木)までに「登録完了通知票」が届かない場合は大会実行委員会事務局までご連絡ください。

・事前申し込み(振込)後、「登録完了通知書」をお届けするまでかなりの日数を要しますが、事務局へのお問い合わせはご遠慮ください。「登録完了通知票」が届くまで「振替払込請求書兼受領証」を無くさないようにしてください。
登録完了通知票は当日必ずご持参ください。
・大会・講習会については、当日参加申し込みを受け付けますが、混雑が予想されますので、できるだけ事前申し込みをご利用ください。


●講習会の申し込み
・払込取扱票の「講習会参加費」の欄にチェックを入れ、「受講希望順位」の欄の(  )に番号を入れてください。第1講(AB)12、第2(CDE)13、第3(FGH)13の番号を、必ずご記入ください。
・受講講習は払込取扱票に記載された希望に従い先着順にて決定いたしますが、同日に定員を超えるお申し込みがあった場合は、抽選にて決定させていただきます。
全ての講習会に定員を設けておりますので、事前申し込みで定員に達しましたら、当日お越し下さっても受講できません。事前申し込みをご利用ください。

●交流会の申し込み
払込取扱票の「交流会参加費」の欄にチェックを入れてお申し込みください。

●お弁当の申し込み
・今大会は、大会・講習会の参加申し込みと同時にのみお弁当注文を受け付けます。払込取扱票の「お弁当」の欄にチェックを入れてお申込みください。

●記入例
第12回近畿学術大会参加申込書 兼 払込内訳書 フリガナ    シガ    ビワコ  会員番号
氏名      滋賀  びわ子    ● ● ● ● ●
講習会参加費  □正会員 4,000円  □学生会員 □2,000円  □一般 5,000円
受講希望順位 A( 1 )  B( 2 )C( 3 )  D( 2 )  E( 1 )F( 1 ) G( 2 ) H( 3 )
大会参加費  □正会員 4,000円  □学生会員 □2,000円  □一般 5,000円
交流会参加費  □3,000円 お弁当申込  □3月1日(土)1,000円  □3月2日(日)1,000円
合  計               円
                                          注:該当の□にチェック、(   )には数字を入れてください
事前申込み締切日  2014年1月23日(木)

払込取扱票をお持ちでない場合

・事前申込用の払込取扱票がお手元に無い場合には、郵便局の払込取扱票の通信欄に下記の事項を記載して【口座番号 00980-0-202302 加入者名 日本音楽療法学会近畿学術大会実行委員会】に、払い込んでください。

  氏名(フリガナ)
  会員番号
  講習会参加区分と金額(正会員4,000円・学生会員2,000円・一般5,000円)
  受講希望順位A( )B( )C( )D( )E( )F( )G( )H( )(A・Bの中から希望順に12の番号を、C・D・Eから13の番号を、F・G・Hから13の番号を、記入してください。)
大会参加区分と金額(正会員4,000円・学生会員2,000円・一般5,000円)
 交流会参加の有無と金額(3,000円)
お弁当の申し込みの有無と日付と金額(両日とも1,000円)
 合計金額 

・事前申込締切は2013123日(木)です。124日(金)以降は申し込みできません。

キャンセル方法

・大会及び講習会、お弁当のキャンセルはこの冊子の27の「申込取消届」用紙にご記入の上、
2014130()までに12回近畿学術大会実行委員会事務局郵送届け出てください。(当日消印有効)
・FAX、電話、Eメールでのキャンセルは受け付けておりません
2014131()以降はキャンセル、返金のお申し出は受け付けられません。
・交流会のキャンセルはできません。
・お弁当のキャンセルは大会及び講習会と同時のみとします。お弁当のみのキャンセルはできません。
・期日までにキャンセルを届け出た方には、大会終了後1ヶ月以内に手数料1,000を差し引いた額をご指定の口座に返金いたします。
・できる限り、ゆうちょ銀行の口座をご指定ください。
・諸事情により返金に若干の遅れが生じる場合もあります。

今後の予定

2013

10 7

()

大会・講習会申込開始

12 6

()

研究発表申込締切(Eメール)

1227

()

査読結果通知文発送(Eメール)

2014

110

()

ラウンドテーブル企画申込締切(Eメール)

119

()

研究発表採択者の修正原稿締切(Eメール)

123

()

大会・講習会事前申込締切

130

()

キャンセル締切(郵送・当日消印有効)

PRスペース申込締切(Eメール)

214

()

交流会の自己紹介メッセージ締切(Eメール)

215

()

大会要旨集発送(事前申込者に限定)

220

()

総会出欠葉書・委任状投函締切

  

会場内のご案内

展示販売について
 民族楽器を含む楽器の展示販売は、びわ湖ホール小ホールホワイエにて31日(土)の1日目のみとなります。この機会にぜひご利用ください。

◆PRスペース設置のお知らせ 

・「PRスペース」と称して、大会会場のホワイエに近畿支部の個人もしくはグループ・研究会のパンフレットや講習会チラシ等を置くスペースを設けますので、活動のアピールの場として積極的にご活用ください。

・このスペースを利用ご希望の場合は2014130()までに、下記内容を実行委員会事務局にEメールでお申し込みください。

 名称(氏名もしくはグループ名) 
責任者の氏名・会員番号・住所・電話番号・FAX番号またはEメールアドレス
チラシ・パンフレットのサイズと枚数(各グループ2種類までといたします)
記入例:講習会チラシA4サイズ1種類100枚と団体パンフレットB5サイズ1種類50

大会参加者数は最大300名程度と見込んでおります。
チラシ・パンフレットは、大会当日ご持参ください。重量などの問題で持参が困難な場合は、Eメールにてご相談く ださい。
利用可能な対象は学会認定登録団体に限りません。音楽療法実践者の資質向上を目的とした活動をされている個人もしくはグループであれば結構です。ただし、ご利用の希望に添えない場合もあるかも知れませんので、ご了承ください。

◆昼食について
・びわ湖ホール内「オペラ」、コラボしが21内「コルネット」(日曜日は休業)に、昼食を取れるレストランがあります。また、会場近くにもレストランが4軒ありますが、いずれも席の確保は難しく時間内に昼食を取れるか懸念されます。
・会場周辺にはコンビニはありません。
今大会は、大会・講習会の参加申し込みと同時にのみ、お弁当(お茶付で1,000円)の注文を受け付けます。ご希望の方はP.1618をご参照の上、お申し込みください。
・指定された場所でなら飲食できます。
・ゴミは各自お持ち帰りください。

特別企画のご案内

◆アール・ブリュットの展示について
 アール・ブリュットとは、美術の専門的な教育を受けていない人が、伝統や流行などに左右されずに自身の内側から湧き上がる衝動のまま表現した芸術作品です。日本のアール・ブリュット作品は、ヨーロッパ等で高い評価を得ていますが、中でも滋賀県では、戦後間もない時期から福祉施設で絵造形活動が行われてきた歴史があり、多くの作品を生みだしています。障がいのある方々の素直な気持を、心の思うまま素晴らしい色彩やデザインで表現した作品を多くの方々にご覧いただきたく、今回この大会に際して、コラボしが21のホワイエで31()2()の両日展示いたします。作品の鑑賞もお楽しみください。

◆コンサートのおさそい
 第12回近畿大会では特別な企画として、障がいのある方々によるコンサートを行います。障がいがあっても心から、あるいは全身で音楽を楽しむ、型にとらわれない生命力溢れる表現は、世界に一つだけの素晴らしい演奏です。びわ湖ホール小ホールにて31() 17時~18時、個人ピアノ演奏、グループの演奏とダンスをお楽しみください。

問い合わせ

 問い合わせはEメールに限ります。下記の第12回近畿学術大会実行委員会事務局アドレスにお問い合わせください。混乱を避けるため近畿支部事務局には問い合わせされませんようお願いいたします。

12回近畿学術大会実行委員会事務局アドレス

kinkitaikai12@gmail.com
総会のご案内

20139月吉日

日本音楽療法学会近畿支部
会員各位  日本音楽療法学会近畿支部
支部長 大前 哲彦

 日本音楽療法学会近畿支部第14回総会のご案内秋涼の候、会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。常日頃から本支部活動にご支援ご協力をいただきましてありがとうございます。

 さて、日本音楽療法学会近畿支部会則第6章(会議)第112項に基づいて、近畿支部 第14回総会を下記の通り開催いたします。2012年度決算、2013年度事業報告及び(仮)決算、並びに2014年度の事業計画及び予算を決定するなどの重要な案件がありますので、お忙しいとは存じますが、万障お繰り合わせの上、多数ご参加いただきますようお願い申し上げます。

1.日時:201432日(日) 13001400
2.場所:コラボしが21 大会議室
3.議題:
1
2012年度決算

22013年度事業報告
32013年度仮決算
42014年度事業計画
52014年度予算
6.その他

以上

各種書式 ・演題発表についての同意書
研究発表申込書
ラウンドテーブル企画・申込書
演題発表についての同意書
大会申込取消届
 会場へのアクセス
会場内のアクセス ダウンロード
第12回近畿学術大会実行委員会事務局アドレス:<kinkitaikai12@gmail.com>










これまでの日本音楽療法学会近畿学術大会
 第11回近畿学術大会
期 日 2013年3月2日(土)・3日(日)
会 場 大阪音楽大学
大 会 長 大前 哲彦
実行委員長 山田 由紀子

プログラム:2日

10:00~11:30 課題研究の鼎談
11:30~11:40 休憩
11:40~12:00 自由研究発表 6件 ・ 課題研究発表 2件(11:40~12:35) 
11:40~12:00 休憩
12:00~12:10 自由研究発表 5件
12:30~13:50 昼休み
13:50~14:50 総会
14:50~15:00 休憩
15:00~16:30 ラウンドテーブル
17:30~20:00 交流会
プログラム:3日
10:00~11:30 講習会A:講師 藤田 隆(大阪音楽大学名誉教授、リコーダー演奏家)
音を作る歓び」手づくり楽器から学ぶもの」
講習会B講師 北野 徹 (大阪音楽大学教授、同大学院音楽研究科長)
「リズムのたのしみ、打つよろこび」
講習会C:講師 平山 幸雄(大阪市立大学大学院 細菌学研究室 研究員
                  梅花女子大学 非常勤講師)
「音楽療法が免疫機能に及ぼす影響」
11:30~13:00 昼休み
13:00~14::30 講習会D講師 小田切 佳仁 (どちペインクリニック玉穂ふれあい診療所病棟スタッフ  認定音楽療法士   看護師)
いのちに寄り添って ~笑顔と涙と音楽 (物語)~
講習会E:講師 杉原 千幸  那須 貴之  斉藤 こずゑ  
倫理委員会企画シンポジウム
「音楽療法における倫理意識とリスクマネジメント力の向上を目指して」
14:30~15:00 休憩
15:00~16:30 講習会F:講師 舟橋 厚 (愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所教育福祉学部室長)
「療育に活かす脳科学 -快感情を重視した療育のすすめ-」
講習会G:講師 田中 義之 (神戸総合医療介護福祉専門学校 言語聴覚士科専任教員)
「聴覚障害 ~きこえとその障害の基礎講座~」
講習会H:講師 三宅 聖子 (渋谷区障害者福祉センターはぁとぴあ原宿副施設長)
「日々の生活を通したリハビリテーション~音楽の適用 (高齢者)~」
 第10回近畿学術大会
期 日 2012年3月24日(土)・25日(日)
会 場 大阪総合保育大学
大 会 長 鈴木 暁子
実行委員長 後藤 浩子

プログラム:24日

10:30~12:00 講習会A:講師 北口 勝也(武庫川女子大学文学部教育学科准教授)
科学的に考えるための基本ー心理学の場合ー」
講習会B講師 栗山 誠 (大阪総合保育大学児童保育学部准教授)
「自分人形をつくって、リズムにのって踊ろう」
講習会C:講師 林 規子(大阪音楽大学講師)
「宮廷舞踏 バロックダンス」
12:00~13:30 昼休み
13:30~15:00 講習会D講師 大村 典子 (尚美学園大学客員教授)
音楽コミュニケーションの効果と実践法~心身の健康を促すために~
講習会E:講師 沓野 行秀(パーカッション奏者)  
「たかが太鼓、されど太鼓・・・」
15:00~15:30 休憩
15:30~17:00 講習会F:講師 竹田 契一 (大阪教育大学名誉教授・大阪医科大学客員教授)
「大脳機能の基礎理解について」
講習会G:講師 奥村 由香 (木沢記念病院・中部療護センター 音楽療法士)
「認知機能の障害と音楽療法」
講習会H:講師 ロビン・ロイド (民族音楽マルチプレイヤー)
「障害のある子どものための小物民族楽器と歌による即興」

プログラム:25日

10:00~10:20 研究発表  3件、 ラウンドテーブル(~11:30)
10:20~10:35 休憩
10:35~10:55 研究発表 3件
 10:55~11:10
休憩
11:10~11:30
研究発表 3件
11:30~13:00 昼休み
13:00~14:20 総会
14:20~14:35 休憩
14:35~16:05 ラウンドテーブル
 第9回近畿学術大会
期 日 2011年3月12日(土)・13日(日)
会 場 京都文教大学・京都文教短期大学
大 会 長 安本 義正
実行委員長 伏見 強

プログラム:12日

10:30~12:00 講習会A:講師 杉山登志郎 (浜松医科大学児童青年期精神医学講座教授)
発達障害の理解と対応」
講習会B講師 ロビン・ロイド (民族楽器マルチプレーヤー)
「自然の中の音、心に流れる音楽~民族楽器を使ったワークショップ」
12:00~13:00 昼休み・団体交流
13:00~14:30 講習会C講師 田中喜代子 (あしや喜楽苑施設長)
音楽で心ゆたかに~生きる喜び~
講習会D:講師 馬場雄司八田勘司 、濱野清志  
「音と気でつなぐ「場」づくり」
14:30~15:00 移動・団体交流
15:00~16:30 講習会E:講師 松尾美由起 (医療法人 松尾クリニック院長)
「在宅医療の現況―音楽療法も含めて」
講習会F:講師 キース・ヒルズ (Keith Hills)
「即興の空白」

プログラム:13日

10:00~12:00 研究発表    15分発表+5分質疑応答(5分休憩) 6件
12:00~13:30 昼休み団体交流
13:30~15:30 研究発表     15分発表+5分質疑応答(5分休憩) 9件
 15:40~17:00
近畿支部第9回総会
17:20~20:00
交流会
 2009年度近畿支部講習会
期 日 2010年3月27日(土)
会 場 和歌山大学
実行委員長 菅 道子

プログラム

10:30~12:00 講習会A:講師 小野次朗
 「広汎性発達障害に関する最近のトピックスと指導の方法について」
講習会B:講師 堀 早苗
 「緩和ケアでの音楽療法の実践について」
ワークショップ(1):講師 貴瀬 誠
 「打楽器リズム遊びと笛の即興演奏」
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:30 講習会C:講師 泉 健
 「異文化受容とわらべうたについて」
講習会D:講師 根岸由香
 「子どもが生き生きと主体的に活動できるセッションを目指して」
   ~表現を引き出す楽器や支援方法の工夫~」
ワークショップ(2):ファシリテーター 近畿支部倫理委員会
 「身近な倫理問題を考えよう~こんな時、あなたならどうする?~」
 14:40~16:10 講習会E:講師 北村英子
 
 「介護予防と音楽療法」
講習会F:講師 山根 寛

 「ひとの集まりを活かす:集団とダイナミックス」
ワークショップ(3):講師 和田幸子
 「わらべうたを用いた音楽療法の実践」

 第8回近畿学術大会
期 日 2009年3月21日(土)・22日(日)
会 場 大阪音楽大学
大 会 長 大前 哲彦
実行委員長 辻 睦子

プログラム:21日

10:00~12:50 研究発表  15分発表+5分質疑応答  54件
12:50~13:50 昼休み・団体交流
13:50~15:30 課題研究委員会企画
 「関係性の展開に目を向ける」~発達障がいの事例を中心に~」
15:40~17:00 総会
17:20~20:00 交流会

プログラム:22日

10:30~12:00 講習会A:講師 ロビン・ロイド (民族楽器マルチプレーヤー
 「~自然の中の優しい音~民族楽器を使ったワークショップ」
講習会B:講師 真野利之 (大阪府立母子保健総合医療センター小児神経科
 「知っていますか。重度の障がいを持つ子と関わる時の基本的な「からだ」のはなし」
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:30 全体講習会: 講師 村本詔司 (神戸市外国語大学)
 「対人援助倫理の諸問題」
 14:40~15:00
歓迎演奏:「リコーダーの音色でリフレッシュ!」
 藤田隆 (大阪音楽大学教授)  ピアノ伴奏:吉田百合子
15:10~16:40
講習会C:講師 松原秀樹 (日本赤十字広島看護大学教授)
「効果的な援助を目指す面接法(行動療法) 『家族の問題へのアプローチ』」
講習会D:講師 宇佐川浩 (淑徳大学総合福祉学部、同大学院総合福祉研究科教授)
「児童のセッションにおける発達の視点からみた留意点」

 第7回近畿学術大会
期 日 2008年3月15日(土)・16日(日)
会 場 武庫川女子大学 中央キャンパス
大 会 長 益子 務
実行委員長 一ノ瀬 智子

プログラム:15日

10:30~12:00 講習会A:講師 司馬良一先生 (兵庫県立総合リハビリテーションセンター所長
 「音楽療法における対象者の理解(運動器疾患とリハビリテーション)」
講習会B:講師 浜田寿美男先生 (奈良女子大学
 「「私」というものの成り立ち―その基底にある身体」
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:30 全体講習会: 講師 村本詔司 (神戸市外国語大学)
 「対人援助の倫理」
 14:45~16:15 講習会C:講師 近藤清彦 (公立八鹿病院脳神経内科部長・老人保健施設長)
 「神経難病と音楽療法」
講習会D:講師 松原秀樹 (日本赤十字広島看護大学)
 「行動療法-具体的な援助への近道-」

プログラム:16日

9:30~12:45 研究発表 ①15分発表+5分質疑応答(5分休憩)    52件
     ②30分発表+10分質疑応答(10分休憩) 3件
 12:45~13:45 昼休み・団体交流
13:45~15:15 大会長講演
 「ゴスペルの源流~黒人霊歌とフォスターにみる~」
  演奏:近藤京子氏(声楽家) 藤村匡人氏(声楽家・武庫川女子大学非常勤講師)
      中村葉子氏(ジャズピアニスト)
  講師:益子務 (武庫川女子大学教授)
 15:30~16:45 近畿支部第8回総会
  17:30~19:30  交流会

 第6回近畿学術大会

期 日

2007年3月10日(土)・11日(日)

会 場 同志社女子大学(京田辺キャンパス)
大 会 長 濱谷 紀子
実行委員長

伏見 強

プログラム:10日

10:30~12:00 講習会A:講師 鯨岡峻先生(京都大学大学院 人間・環境学研究科教授)
「関係発達からみた自閉症の療育」
講習会B:講師 梶田美奈子先生(大阪音楽大学 非常勤講師)
「高齢者の音楽療法続編」
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:30 講習会C:講師 安本義正先生       (京都文教短期大学 教授)
「音楽療法に関する研究の進め方 ~統計処理の基礎を中心として~ 」
 講習会D:講師 伊藤美恵先生
((有)コラボねっと・京都 自立支援センター 代表)
「自立支援法を中心とした福祉制度について」
14:30~15:00

休憩・移動

15:00~17:00 本部主催勉強会 パネルディスカッション「音楽療法に期待するもの
パネリスト 日本バプテスト病院 ホスピス医長 山本一成先生
社団法人日本作業療法士協会副会長 山根 寛先生
京都社会福祉士会        八本木晶先生
  

プログラム:11日

9:30~11:50 研究発表              44件
11:50~13:10 昼休み
13:10~13:50

研究発表            12件

13:50~14:20 休憩・移動
14:20~15:50 オルガン演奏:高橋聖子先生
講演「旧約聖書にみる音楽」 中村信博先生
16:00~17:00 近畿支部第7回総会
17:00~17:30 移動
17:30~17:00 懇親会

 第5回近畿学術大会
期 日 2006年3月25日(土)
会 場 相愛大学
大 会 長 石村 真紀
実行委員長

鈴木 暁子

プログラム
9:30~11:00 研究発表    50件
11:20~11:40 11:20~11:40
11:40~12:50 昼休み
12:50~13:50 講演と雅楽「越天楽」の演奏 講師:小野 功龍氏(相愛大学)
14:00~15:30 講演「援助職倫理の基礎」  講師:村本 詔司氏(神戸市外国語大学)
15:50~17:00

近畿支部第6回総会

17:30~19:30

交流会


 第5回講習会
期 日 2005年7月16日(土)
会 場   相愛大学
実行委員長 石村 真紀
プログラム
10:00~11:30 ①音楽を媒介としたコミュニケーションを目指して
  ―感性的コミュニケーションの射程―
講師:鯨岡 峻先生(京都大学大学院 人間・環境学研究科教授)
②笑いと健康

  ―笑いで広がるコミュニケーションー

              講師:上ノ山 真佐子先生
(医療法人南彦根クリニック臨床心理士・精神保健福祉士)
11:30~12:30 休憩
12:30~15:40 ③心ゆたかに高齢者の音楽療法(初級)
講師:梶田 美奈子先生(大阪音楽大学 非常勤講師)

④音楽療法における即興

講師:濱谷 紀子先生(同志社女子大学特任教授)
15:40~15:55 休憩
15:55~17:30

近畿支部第5回総会


 第4回近畿学術大会
期 日 2004年9月18日(土)・19日(日)
会 場

奈良教育大学

大 会 長

福井 一

実行委員長

前田 則子

プログラム:18日
10:30~12:00  講習会Ⅰ
初級用「音楽療法実践の記録法」   小原 依子先生(関西学院大学助手)
中級用「高機能自閉症の医学的理解」 森 忠三先生(島根医科大学名誉教授)
12:20~12:50 よろず相談
13:00~14:30  講習会Ⅱ
「音楽療法実践における私の工夫」
コーディネーター 鈴木 暁子先生 (東加古川病院)
講師 市原 幸子先生 (滋賀県音楽療法研究所)
清水 史子先生 (音ふうせん代表)
山田由紀子先生 (西宮音楽療法研究会)
16:20~16:40

よろず相談

17:00~19:00

交流会

プログラム:19日

9:00~11:40

研究発表   35件

12:00~12:50

よろず相談

13:00~15:00 研究発表   30件
15:15~15:00

支部総会


 第3回近畿学術大会
期 日 2003年9月6日(土)・7日(日)
会 場

大阪音楽大学

大 会 長

大前 育子

プログラム:6日

10:30~12:00 講習会Ⅰ
事例研究レポートの書き方」 森 忠三先生(島根医科大学名誉教授)
石村 真紀先生(相愛大学専任講師)
12:20~12:50 よろず相談
13:00~14:30 講習会Ⅱ
「音楽療法に役立つ音響学の知識」安本 義正先生(京都文教短期大学教授)
14:45~16:15

講習会Ⅲ

「高齢者の音楽療法」    大澤 直先生(大澤病院院長)
16:20~17:00 よろず相談
17:00~19:00 交流会
プログラム:7日
9:00~11:20

研究発表   45件

11:50~12:50 よろず相談
13:00~15:00

研究発表   42件

15:15~17:00

 支部総会

  

 第2回近畿学術大会

期 日 2002年9月21日(土)・22日(日)
会 場 京都文教大学・短期大学
大 会 長

安本 義正

実行委員長

西沼 啓次

プログラム:21日

10:30~12:00 講習会A(初級編)
「臨床心理学と音楽療法の世界」 酒木 保氏(京都文教大学)
講習会B(中・上級編)
「箱庭療法の世界」   河合 由里氏(京都文教短期大学)
12:00~13:00

よろず相談

13:00~13:15 大会長挨拶 
会場校学長挨拶
13:15~14:45 講習会:「倫理問題に関するシンポジューム」
コーディネーター : 西沼 啓次氏  高石 公資氏
パネリス : :石村 真紀氏 松田 祐子氏 清水 史子氏
         鈴木 暁子氏 山田 由紀子氏
15:00~16:30 講習会(初級編)
「音楽の音楽療法的使用の例」奈倉 民子氏(滋賀県近学療法研究所)

プログラム:22日

10:00~12:00 研究発表   42件
12:00~13:00

よろず相談

13:00~15:50

研究発表   54件

16:15~17:30 支部総会
   

 第1回近畿学術大会
期 日 2001年9月1日(土)・2日(日)
会 場

武庫川女子大学

大 会 長

森 忠三

実行委員長 大前 哲彦
プログラム:1日
12:00~13:20

よろず相談

13:30~17:00

講習会

開会の挨拶 第1回近畿学術大会実行委員会  委員長 大前 哲彦(大阪音楽大学)
   司会 第1回近畿学術大会 大会長 森 忠三 (島根医科大学名誉教授)
     同     

事務局長 益子 務(武庫川女子大学)

①13:35~
「音楽療法と施設内音楽療法の違い」 栗林 文雄先生(北海道医療大学)
②15:15~
「創造的音楽療法の理念と実際」 石村 真紀先生(同志社女子大学))

プログラム:1日

10:00~12:00 研究発表   40件
12:00~13:00 よろず相談
13:00~15:00

研究発表   39件

15:15~17:00 近畿支部結成総会

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